top of page
検索
執筆者の写真SHASHA

MV第1弾「短い花火」リリース🎆

こんばんは!ついに3週連続MVリリース企画の第1弾がスタートしましたね!

まずは、シャシャバンド渾身のバラードで「短い花火」をお届けします。

まだ、お聴きいただいていないというあなた!

一度だけで構わないので、どうかお聴きください。

本当に心込めて作った曲なんです。


※写真はMVロケ地で撮ったものです


前回も書きましたが、この曲は昨年の北海道胆振東部地震を受けて、僕にも何かできないものかと、力になれないものかと作曲したものです。


あの日、あっという間に、崩れ落ちた広大な範囲の土砂崩れを見て絶望しかありませんでした。

本当に人間の無力さを感じたというか、自然の圧倒的なパワーを感じたというか、言葉にならない状況でした。

僕の住む洞爺湖町も何度も噴火という災害に遭っています。僕自身、幼少期の1977年と2000年の噴火で被災し、どちらも避難生活を余儀なくされました。2000年には、幸い、室蘭にも避難する住いがあり、今は亡き母を迎えて一緒に避難生活を送った思い出があります。


ここは西胆振ですが、胆振と名が付くだけで、やはりご近所さんのような気がします。昨日まで、さっきまで笑っていたであろう、あの人が一瞬にして消えてしまう。なんの準備もできないままに、、、絶望の淵に立たされた遺族はどのような心境なのだろうか、、


地球にとっては、ほんの少し、くしゃみをした程度なのかもしれません。何十億年という時の流れの中、10年や50年、100年生きることなんてどんな意味があるんだろうって、、考えさせられました。


でも、みんな生きている。与えられた人生を生きている。それが全てだと。

僕にはそれしかできない。短い人生を終えてしまった方々のためにも精一杯生きて行かなければならない。


ただ、この長い年月の中、確かにあなたと過ごした時間はあったと、ここにあったのだと言いたい。


そういった想いを詩に込めたくて、創ったものです。

寄付をしたり、現地に支援に行ったり、人にできることは色々とあると思いますが、僕にはやはりこの想いを音楽にして残していきたいというものでした。


僕も母を早くに亡くしています。どうしてこんなに早く逝ってしまうんだと何度も何度も思いました。まだまだ話したいことは山ほどあったはずなのに、どうして、もういないんだと、、、こんなはずじゃないんだと、、もっとたくさん色々してあげられたはずなのにと、、


でも、僕たちの時間軸では短かったとしても、必ずしも残念だった人生と言えるのか、、、

それは、残された僕たちが、彼らの残りの人生を変えていくんじゃないかと。

20年で終わった人生も残りの80年を僕たちが想ってあげられるとしたなら、それがその人の人生になるのだろう。


そんなことを考えながら、作っていた気がします。


そしてもちろん、この曲を伝えるために映像部門のNoro監督の協力は欠かせないものでした。

昨年から二人でどうやってリリースしようか悩んでいた日々を思い出します。

結局、1年経ってしまったけど、それは僕が病気を患ったことにより、より一層、この曲への想いが強くなってきたからです。当初の震災への思いだけではなく、命のというテーマに思い切って向かい合った気がしたからです。

ロケの日は、本当に夕陽が美しくて神神しく感動的でした。二人で、古来から伝わる花火の謂れを考えながら、より鮮明にみなさんに伝わるようにコンセプトを練っていきました。



「花火には、見るものを魅了する圧倒的な美しさがある

しかし日本人が花火に込めた想いは、ただ美しいだけのものではなく、「鎮魂」というもう一つの意味も込められていることを忘れてはならない

古から我々日本人は、お盆の迎え火や送り火といった「炎」によって、不浄なものを焼き尽くし、闇を照らし、死者を尊び、慰めてきた

「短い花火」には、大切な人達が短い一生ではあるが精一杯生きて、想いを残してくれたこと

そして、私たちはいつまでも弔いの心を忘れないで生きて行きたいという想いを込めました」


宜しかったら、是非、一度聞いてください。短い曲ですが、心を込めて歌っています。



この音源は僕が病気を患う前にギターの弾き語りによってデモ収録されたもので、その後、メンバーによって奇跡的にバンドサウンドとして再現されたものです

今となっては、僕は、このように元気に歌うことはできません。そしてもう2度と歌うことはできないかもしれません。


でも、この音源を録った時は、自宅の一室で録音したのですが、とても熱い想いを込めて歌ったのを覚えています。ゆえに、音程や音質は安定しておりませんが、思いだけはしっかりと込めて歌えていると思います。

まさか、こんな形で世に出て行くとは思っていませんでしたが、また、ソウルフルなシャシャバンドのサウンドとして復活させてくれたメンバーにも心より感謝したいと思います。

そしていつの日か、僕もきっとライブで復活できることを夢見ています。



さて、早速、「短い花火」を聞いてくださった方々から、ご感想のコメントをFacebookを通じていただいておりますので、ここでご紹介したいと思います。


✉️カンカンさん 短い花火を聴いた時は感動飛び越えてびっくりして運転しながらウルウル😢😢 曲は短くても歌詞の中に全部がリンクして、色んな人の顔が浮かんできました。何回もリピートして、それぞれの目線で妄想し、またウルウル🥺🥺 短いぐらいがちょうどいい。。🎵出だしからヤバいです。いや、この曲はまだ先、10年20年後ぐらいにいつかshasha bandのライブで聴かせて下さい‼️‼️

✉️しのぶさん

「すごくいい歌ですね💕」 こんな言葉でしかこの歌の良さを伝えられない自分の語彙力の無さにがっかりします😥

聞いていると、今まで出会ったたくさんの大切な人のことを思い出しました。 もちろんshasha bandの皆さんの顔も浮かびましたよ😊

いろんなことで悩んだり落ち込んだりもするけれど、自分の人生は本当に短い花火くらいなのかもしれませんね… だからこそ「いい花火だね!」って思えるように、また頑張ろうって思えました✨ いい歌をありがとう💕😆💕


✉️ムキムキベースマン

本当に良い曲ですね!もっと聞きたいけど…調度良いです。


私達の身近なところにこんなに素敵なミュージシャンがいて、彼等の曲をさらに引き立てるアーティスト(フォトグラファー)がいて完成した出来立てほやほやの素晴らしいMVが公開されましたので、是非ともご覧下さい。


✉️カナさん

うん!とっても素敵✨心に沁みました😁


そのほか、いち早くご覧いただいた方(miwa)からは「感動で涙涙」など嬉しい感想をお寄せいただいています。


コメントをくださった皆さま、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。


少しでも多くの方に聴いていただき末長く愛されるような歌になれたら良いなと想っております。

どうぞよろしくお願いいたします。



ではでは!


ぐっない🌜

閲覧数:153回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page